ダイエットとは？

「やせたい」「お腹周りが気になる」「おしゃれな服を着こなしたい」など、ダイエットの目的は様々だと思います。

でも「ダイエット」って、そもそも何なのでしょうか？

「ただ体重を減らすだけでなく、健康的に美しくやせなければ意味が無い」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

ダイエットを簡単に言えば「体脂肪を減らすこと」ですが、そのためには様々な要素があり、それらの正しい知識がなければ、「健康的に美しくやせる」ことはできません。

正しいダイエットに必要な知識は、大きく分けて３つの要素があります。

まず、１つめは「食事」です。

食事で摂取するカロリーが、消費するカロリーよりも多ければ、それらは体脂肪となって体に蓄積されます。

また、健康的にやせるためには、体に必要な栄養素は、しっかりと摂取する必要があります。

食事に関して注意する点としては

・脂の多いお肉や油を使った料理など、脂質を多く含んだ食品の摂取を控える。

・糖質も摂取しすぎると、すい臓から分泌されるインシュリンで体脂肪に合成されるので、摂取しすぎないよう心がける。

・パンやご飯などのでんぷん質も糖質に変化し、摂取しすぎると体脂肪に合成されるので注意が必要。

・たんぱく質、ビタミンやミネラル、食物繊維などを多く含んだ食品を摂取する。

ということがあげられます。

また、不規則な食生活や間食、アルコール類も、ダイエットには大敵ですので、注意が必要です。

次に挙げる要素としては「運動」が挙げられます。

消費するエネルギーを多くすることで、体に蓄積される体脂肪を減らし、蓄積された体脂肪を消費することができます。

・体脂肪を減らす運動としては、体脂肪を効率よく燃焼させるための有酸素運動と体脂肪を燃焼しやすい体を作る無酸素運動があります。

・有酸素運動とは、酸素を十分に取り入れながら、ゆっくりと全身を動かす運動のことで、代表的なものにはウォーキングや水泳、サイクリングなどがあげられます。

・無酸素運動とは、ウエイトトレーニングや短距離走など、瞬間的に行う激しい運動のことです。
無酸素運動では体脂肪は消費されませんが、糖質の燃焼が行われ、筋肉がつくことにより基礎代謝が高くなり、運動していないときでもエネルギーが消費されやすくなります。

そして、もう一つは「生活習慣」です。

今の日本は生活も豊かになり、様々な食べ物があふれかえっています。

街を歩けば、あちらこちらであなたを誘惑するディスプレイやショーウィンドウ、24時間営業のファーストフードやコンビニなどを見かけるのではないでしょうか。

「おいしそう、ちょっとだけなら・・・」と、街で間食をしたり、休日にはお菓子や飲み物などを片手に、テレビの前で・・・。

食べ過ぎたら、エネルギーを消費すれば良いのですが、近代化された社会では、近くの買い物でも自動車を使ったり、一つ上の階へもエレベーターで、という感じで体を動かす機会も減っています。

現代社会では、普通に生活していると、運動不足で高カロリーな食事という生活になってしまいがちなのです。

そんな生活をしていては、体脂肪が増えてくるのは当然のことです。

美しいプロポーションを保つには、無意識に普通の生活を送るのではなく、食べ過ぎないことを意識して、運動不足を解消する必要があるのです。

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